講演会の報告とお知らせ

2023年11月30日は日向の峯久美子さんにお話をしていただきました。

 

いつもはオンラインか、宮崎市まで来ていただいていたのですが、脳梗塞後でリハビリ中でもあり、日向(というか、日向をちょっとすぎた門川)に行ってきました。

 

遅れるといけない。。とちょっと早めに向かったのですが、思ったより早くつきました。

お昼ご飯をとれていなかったので、ちょっとお腹に入れようとコンビニに寄りました。

 

いつもなら簡単に血糖が上がる菓子パンやピーナツチョコをゲットするんですが、最近栄養を勉強していることもあり、タンパク質補充にしました。

 

チキンとアジフライ。

ドリンクもお茶ではなく、水。

 

我ながら『成長したな。。』と思うチョイスでした。

 

お約束していた事務所に入る前に近くに海岸があったので、海を眺めながらお腹をみたし、フラット海岸を歩いてみることに。。すると遠目に鳥居が見えました。せっかくなので、講演会が盛り上がることを祈念して参拝してきました。

 

そのご利益というより、話し手の峯さんの『ウデ』により素晴らしいお話を伺うことができました。

近日中にアーカイブで公開しますので、ぜひ、視聴してみてください。

 

『まず臨終をならひて、他事を知るべし』の教えを知ってはいたけど、ご自身が脳梗塞で倒れられ、その大事さを実感したこと、また、他人からみると辛いことが、これまでたくさんあっても、前向きに生きてこられたこと、『もう歩けない』と言われた脳梗塞をいかに克服し、ここまで回復されてきたか、これからの夢など、価値のあるお話でした。

 

講演会の後の、現地の皆さんとのお話も楽しかったです。

やはりリアルはいいですね。

 

さて、来月は『さと

12月20日の日本尊厳死協会宮崎支部の講演会です。宮崎にかかわらず、会員に関わらず参加できます。


りをひらいた犬』や『僕は、死なない』の著者の刀根健さんです。オンラインですが、宮崎市内でみんなで視聴できる場所を提供したいと思っています。

 

ぜひ、ご参加ください。

夏だ!紫外線って知ってる?

まだまだ梅雨が続きますが、みなさんいかがお過ごしですか?

これから夏にむけて気になるのが紫外線です。そう、お肌の大敵、紫外線です。

ご存知のかたもおられると思いますが、雨やくもりであっても紫外線は私たちのからだに届いています。

紫外線はビタミンDを作ってくれるというメリットもあるのですが、やはり日焼けしてしみや黒ずみを引き起こしたり、また、しわやたるみといった皮膚の老化、また皮膚がんの原因にもなります。やはり紫外線対策はヘルスアップグレードには欠かせない要素だと考えています。

どのように対策をすればいいのでしょうか?対策をするためには、相手を知らなくてはなりません。

そもそも紫外線はどこからやってくるのでしょう。

それは太陽からやってきます。太陽から出てくる太陽光線のうち50%が可視光線、45%が赤外線、5%が紫外線です。

可視光線も赤外線も紫外線もすべて電磁波をもっているのですが、その波長の長さによって見えるものと見えないものに分かれます。

波長が短くてみえないものが紫外線、長くてみえないものが赤外線ということになります。

今回は紫外線にフォーカスをあてますが、太陽からやってくる紫外線も波長のながさによって3つに分かれます。

比較的波長のながいUVA、短いUVC,その中間のUVBです。

波長が短いと障害物を通過できないため、このうち波長の短いUVCはオゾン層で吸収され、地表には届きません。

われわれに届いているのはUVAとUVBです。このうち波長の短い方のUVBはくもやガラスなどを通過できないので、ガラス越しに屋内にいれば、UVBはブロックされることになります。しかし、UVAはガラスではブロックできません。

UVAやUVBは皮膚の通り抜け方、また、作用する場所にも違いが生じます

。波長が長くて通過しやすいUVAは皮膚の奥のほうに入り込み、真皮でコラーゲンやエラスチンを変性させます。このためにしわやたるみを引き起こすことになります。

これに対してUVBは真皮には到達せず、表皮に作用します。しわやたるみというより、赤くなったり、色素細胞を刺激してメラニンを産生させます。

そしてこのメラニンはUVAにより酸化されて、褐色に変色し、皮膚が黒くなってきます。

さあ、どうすればいいのでしょう?

とにかく紫外線をブロックするために日焼け止めをぬったくりがちですが、まずはご自身の体質と目的をはっきりさせましょう。

日に当たるとすぐ真っ赤になる人はUVBもしっかりブロックするほうがいいでしょう。

あまり赤くならないという人はUVBよりもUVA対策をしっかりしたほうがいいでしょう。

え?同じじゃないの?と思われるかもしれません。

日焼け止めクリームの表示にSPFとかPAとか書いてあると思います。

PAはUVA対策、SPFはUVB対策と考えてください。

ちなみに免疫の調整役であるビタミンDは紫外線にあたることによってつくられるとお話しましたが、UVBにあたることで作られます。UVAにあたってもビタミンDは作られません。なので、ガラス越しではUVBを遮るので、ビタミンDは作られないことになります。余談ですが、日焼けサロンで用いられる紫外線はUVAです。

しみやたるみ、黒ずみを予防しながらビタミンDを作りたいわ。。というかたは、UVAをしっかりブロックして、コラーゲンとエラスチンが変性するのをブロックし、UVBで作られるメラニンは酸化されないように抗酸化物質をしっかりとるという方法がいいと思います。

つまり、PAがしっかりしているものをぬり、ビタミンCなどの抗酸化物質をしっかりとるという方法ですね。

宮崎はとくに紫外線がおおい土地柄です。しっかり紫外線対策、というか、UVA対策をしていきましょう。

 

 

 

健康リテラシーが問われています。

こんにちは。数日前に洗濯機が壊れました。それに伴い今日はコインランドリーに行きました。洗ったものをそのまま乾燥機にいれると、しわしわになったり、乾燥むらが出来るので、一つ一つ広げて、しわを延ばして乾燥機にいれていたら、なんだか自分がすごく誇らしくなった日高です。
 
みなさんも乾燥機にいれるときは、ちゃんとひろげますか?
 
さて、受診自粛で医療機関の経営もかなりきびしくなっています。病状的に落ち着いておられるかたは、それはそれでいいことだと思うのですが、受診抑制のために早期に異常を発見出来ないというリスクをはらんでいます。
 
また、かかりつけの患者さんを発熱したまま3日も4日もがまんさせるのは忍びないと発熱の患者さんも受け入れているところは、感染するかもしれないというスタッフの恐怖にも対応しなくてはならないし、新コロ陽性となった場合、かなりの風評被害を免れないため、ニッチもサッチもいかない状況です。
そのため、市町村毎に発熱外来を作り、発熱以外のかたはこれまで通りかかりつけ医に安心して通院出来るようにしてあげるほうがいいと考えています。
 
ただ、そこで大事なのは、
 
「発熱外来をつくること」
 
ではないのです。
 
新型コロナウイルスと診断されても、いまのところ治療薬はありません。
無症状、あるいは軽症のかたは対症療法と安静療法です。
診断する意味というのは、周囲に感染させないように強く意識できることです。
 
逆にいうと、無症状、あるいは軽症のかたは診断がつこうがつくまいが周囲に感染させないように、対症療法をしながら自宅で安静にしておけばいいのです。
 
ましてや、不安だから検査をしてほしいというのは、もってのほか、愚の骨頂です。
 
なんのための発熱外来か。。
 
重症あるいは重篤した患者さんが十分な治療を受けれるようにすること。
 
市民のみなさんの健康へのリテラシーが試されているときです。